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猪谷工務店・沿革

猪谷工務店の二代目・猪谷勇三は1947年(昭和22年)大阪で大工棟梁の息子として生まれました。頑固な昔ながらの大工職だった父の「仕事に対する想い」を受け継ぎ、日本の伝統的な木造在来工法、無垢の材を使った家づくりに拘り、安心で健康な暮らしができる家づくりを推し進めています。

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猪谷工務店・創業1955年(昭和30年)
猪谷工務店・沿革
1955年(昭和30年)
大阪市生野区片江に於いて、 猪谷工務店として営業を始めました。当時の大阪は、まだまだ建物が少なかった時代です。
 
'76年(昭和51年)
一級建築士事務所として登録
先代社長
 
'83年(昭和58年)
(株)猪谷工務店を設立
 
'86年(昭和61年)
宅地建物取引業者登録
 
'98年(平成10年)
ネットワーク7本の木の活動を始める
当時の街角
建築風景
 
棟上式
猪谷工務店・古き良き時代
猪谷工務店・歴史写真館
猪谷工務店は、'04年7月「業界全体がリフォームブームに沸き、安心な暮らしを重視しない風潮である今こそ、確固たる信念を持って古き良き時代に学ぶことも大事(もの学びの心)との認識に立ち「古き良き時代写真館」をオープンしました。
■古きよき時代の大工
 
先代は、朝は誰よりも一番早くから、夜は一番遅くまで仕事に打ち込んでいました。食事の時も話は仕事のことばかりでした。
 
■創業時の大阪の街
 
大阪はビルがまだ数少なく、住宅も密集していませんでした。
 
■大工の面接の心得
 

大工職人の面接は道具箱。道具を見れば腕の良し悪し、性格もわかります。賃金もそれで決まりました。

 
■目寸法と目さしがね
 
必要ないところまで、いちいち測らなくても目で見て直角と大体の寸法を掴まないと作業のロスが多くなります。荒切りの時は、それくらいの勘を働かさないと、いけません。
さしがねで印を付けなくても、目視の勘で直角に木が切れるぐらいでないと手間が掛かりすぎ、無駄な時間を費やすことになります。手を抜くわけではないけど、今でいうコストパフォーマンス。勿論、きっちりとする時は人一倍きっちりとしました。
 
■便所の床張替え
 
便所の床張替え(昔は汲み取り式)は棟梁と弟子の仕事でした。上に立つものが人の嫌がる仕事をしなければ、という教えです。
 
■棟上と「げん」
 
棟上は、その家の「げん」を上げるための大事な儀式。みんなで骨組みが上がって初お目見えの家をお祝いしてやります。らんとあかん。大工職人には晴れがましい日です。
 
■棟上式とお酒
 
昔は棟上の日、夜の宴会から歩いて帰るとお施主が近所から祝酒をケチったと言って笑われました。こんな風習のため、歩けなくなるまで飲まされたものです。しかし次の日の朝は、誰よりも一番先に現場へ行き、仕事をするのが棟梁の心意気です。
 
■大事に使って貰いや
 
家が出来てお施主さんに引き渡す時は可愛い娘を嫁に出す気分。最後の日は玄関で両手を合わせて「大事に使って貰いや」と、お祈りして引き上げるました。
大工棟梁は町の中心人物で、よく仲人を頼まれました。
 
■大工さんの天気予報
 

1.

一日雨の3日降り:その月の一日に雨が降るとその月雨の日が多い。
2. 雷三日:夕立、雷は3日続く。
3. 早朝、雨音で目が覚めるような雨は仕事に掛かる8時ころには上がる事が多い。
4. 仕事の始まる頃に降り出した雨は一日中降る。
5. あほの喜ぶ10時晴れ:朝からの嵐のような雨が10時ごろに上がって、少し晴れ間が見えてきても油断はするな。3時ごろにもう一度ふりだし午後の雨のほうが大きい雨になる。
6. 大霜のあさって:霜の多かった日の2日後ぐらいは雨になる。
7. 月に傘が被ったような状態は雨が近い。
8. 上弦の月受ける様な形のきれいな月は雨が近い。
 
■自己満足の戒め
 
売価100万円の仏壇も裏は荒木のままです。全く意味の無い所に手間を掛けず、その分必要なところに手を掛けなければ、いけません。配分が大事。こんな気使いで職人の自己満足を戒めました。
 
■親父のにおいは木のにおい
 
先代は本物の大工でした。猪谷工務店はその心意気を引き継いでいきます。
先代はん、素晴らしい教え、ほんまにありがとう!
 
 
 
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