土台はヒノキの赤身の部分が多い木材を使うと防蟻、防腐に効果があります。 ↑柿渋（自然素材） 蟻対策に使います。 　 合板や集成材の接着剤には化学物質（ホルムアルデヒド）が含まれています。 メーカーの中には「合板のフローリングなら狂ったり反ったりする心配がないので、わざわざ高い無垢材を使う必要がない」と言うところもありますが、合板に使われている接着剤が、頭痛、眼痛、呼吸器障害等のシックハウス症候群をを引き起こす可能性があります。 木造在来工法で、建物自体、息ができるようにしました。 基礎のコンクリートと土台の間にパッキンを挟み、コンクリートからの湿気の伝わるのを防ぎその隙間から床下全体の通風をはかります。 室内の湿度調整をしてくれる健康的な住環境を実現するために、漆喰を使用しました。 一般のビニールクロスは価格が安く、工期も短くなりますが、通気をしてくれず、湿気も吸わないので、結露やカビが発生しやすく、部屋を閉めっぱなしにしてはいけません。一方、漆喰は主成分が消石灰ですから、湿気を吸い、室内の湿度を調整してくれます。 1300年前に建てられた法隆寺の五重塔は木造の高層建築ですが、歴史に残る大地震や台風にも倒れませんでした。 その秘密、それは柔構造的な考え方にありました。猪谷工務店では古い伝統技術を受け継いだ上で新しい耐震構造の家を建てています。 UP▲