”まる”からのお礼 |
皆さま明けましておめでとうございます。お正月早々あの世からのご挨拶ですみません。
(つい、低姿勢になる癖。俗世からのまま。なんだか辛いな。)
年末のお別れのご挨拶のあと、びっくりするほどのFAX、メールが届いたのです。勿論私へのお悔やみです。年が改まりましても、お年賀状に涙ながらのお言葉が多く、ここに至りまして、奥さんの要請により、喪中の本犬自ら、年明けのいのこう通信でお礼の言葉を述べる事になりました。こんな犬生聞いた事も無い。
皆さま天国は良いところでございます。奥さんよりずーっとずーっと、優しい神様が「“まる”こちらの世界の勤めも大切だが、まずは今までお世話になったお方にお礼の言葉を尽くしてこなくてはな。」とおっしゃってくださいました。
言うまでも無く魂だけの里帰りです。事務所でFAX他を見せていただきました。
ありがたい!ありがたい!ありがたい!の言葉しか出てきません。かおりちゃん二度目のお手紙ありがとう。皆様、私のことを『良く知っているお隣のわんこ』と思ってくださっていた方が何人もいらっしゃったみたいですし、わざわざ遠くから私を見るためにお越し頂いた方もいらっしゃったとか、M様その折は留守をしていましてすみませんでした。のんべんだらりと一日を送っていた私です。お電話一本いただけましたら、いくらでもお時間は合わせられましたのに、お会いできなくて私も残念でした。あれやこれやの隠れファンのなんと多かった事。お供えもありがとうございました。
猪谷工務店の営業部長の面目躍如たるものです。
今更ながら私は自信が出来ました。この自信はあの世できっと役に立ちます。
そうだ、そうだ、この自信をもってあの世の恐ろしい裁判官に無垢の木の椅子を勧めよう。長年にわたり、石の上に座り続けていれば、だれしもあのような根性悪になってしまう。(これはこちらの世界だけのお話。私は辛うじて天国へ行かせてもらえましたのですもの。しかしながら、裁判官には今だに気をつかっています。)
地獄で気の毒な日々を送っている方々にも、無垢の木一枚でもあげたいな!たまには優しい木の上に寝転んで、息抜きをさせてあげたいのです。
「社長さん、あの世へのお土産に倉庫にある木を持たせてくださいな。」今は地獄極楽で分けられても、この世にいる時は仲良くしていたんだもの。
ああやこうやと言っていますうちに、そろそろ帰る時間になりました。
皆さま私は相変わりませず、あの世でも楽しく無垢の木の伝道師をしています。
なんだか今までよりも、仕事熱心になったような気もします。
寒い季節です。お風邪にお気をつけくださいませ。
では、私も風邪に気をつけて頑張ってきます! |
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