職業講話も八回目です。
ついこの間まで寒い寒いと言っていましたのに、一気に春がやってきました。
“いのこう通信”99号がお手元に届くころには、桜便りも聞こえてくるのではないでしょうか。
99号まで回を重ねた“いのこう通信”も、自画自賛とはいえ、いつの間にやら大した号数になったと思うのですが、
2月6日(水)に近くの旭陽中学で行われました職業講話の講師(社長)も回を重ねて8回目になりました。
講師は、毎年先生から「今年もよろしいでしょうか。」と依頼のお電話があってスケジュール調整をしてからの始まりです。
ということは、下手な講話をすれば次の年には声がかからないと言うことです。
平成12年に、当時の校長先生が「生徒たちが、将来進みたい職業を漠然と思い描いているのなら、その職業の具体的な話をその道のプロに話してもらおう。」という意図で始められました。
最初に職業講話を導入された校長先生は、生徒のことをよく考えておられたなと尊敬します。
最初の年に、社長の講話を聞いてくれたT君が、大工育成塾に入塾し、猪谷工務店が指導担当になり塾を卒業後もいのこうスタッフとして、共に頑張ってくれていますのは、想定外の嬉しいことでした。
今年の生徒諸君も先輩たちに劣らず、皆しっかりと話を聞いてくれていました。
感想文を読みますと、大事なことは、きちんと捉えてくれてます。
- ひとつの建物を造るのには、数多くの人が携る。50名と具体的な人数を書いてくれた生徒もいました。
- 家造り、建物造りは責任のある仕事。
- 毎年通り、“指金”と“墨壷”にはワクワクしたようです。
中学一年生が聴き手とは言え、社長も真剣に取り組んだ成果だと思います。
未来の建築人に期待し、将来どこかで仕事を共にできたら講師冥利です。
以下に生徒たちの感想文を掲載させていただきます。
可愛い誤字脱字はそのまま入力させていただきました。
これからも続けていきたいボランティアです。よろしくお願いいたします。
拝啓 昨日はお忙しいところ、私たちの職業講話のために貴重な時間をさいていただき、ありがとうございました。
猪谷さんのお話をうかがって、本当の建築のきびしさや、家をつくるときの重大な責任、資格をとるための試験など苦労することが多いと思います。
それでもこの建築という仕事をえらぶには、こういう仕事が本当に好きではないとできないと思います。
今回の猪谷さんのお話をうかがい、本当の建築のきびしさが分かりました。
末筆ながら猪谷さんのご健康をお祈り申し上げます。
敬具
N君
拝啓 先日はお忙しいところ、私たちの職業講話のために貴重な時間をさいていただきありがとうございました。
猪谷さんのお話を伺って建築にもいろいろな種類があることや猪谷さんの建築へのこだわりが伝わってきました。
今回の猪谷さんのお話で1つ建造物をつくるとしても大勢の方々の苦労でできるということを教わりました。とても感動しました。
教えて頂いたことをこれからの人生にいかせるよう、がんばります。
末筆ながら、猪谷さんのご活躍とご健康をお祈り申し上げます。
敬具
Y君
拝啓 先日はお忙しいところ、私たちの職業講話のために貴重な時間をさいていただき、ありがとうございました。
猪谷さんのお話を聞いて、建築士っていうのは責任が重く、大変なお仕事であることがわかりました。
今回の職業講話で、私は建築という仕事に興味がわきました。
建築士になって自分で自分の家をたてたいなぁと思いました。
学んだことを将来に生かせるようにがんばります。
敬具
U君
拝啓 先日はお忙しいところ、お仕事を中断されてまで、ぼくたちにお話を聞かせに来てくださりありがとうございました。
ぼくは猪谷さんのお話をうかがうまでは家を建てるのには建築士が設計図を書き、
大工さんがその設計図どうりに家を建てるだけだと思っていましたが、
それだけじゃなく塗装をする人や土工などたくさんの人たちが必要なことを聞き驚きました。
さしがねの話が始まった時、さしがねは技術の時間に使ったので何のためにあるのかなど知っているつもりでしたが、
屋根や骨組を作るのは、さしがねの応用だなんて知りませんでした。
ぼくが将来、建築の仕事につくとしたら、猪谷さんのおっしゃっていたように、
自分の作った家に住む人が10年20年たっても「良い家だなぁ」と思えるような家を作っていきたいです。
先日学んだ事を将来のために生かせるようにがんばります。なので猪谷さんもがんばってください。ありがとうございました。
敬具
O君
拝啓 先日は、お忙しいところ、ぼくたちの職業講話のために貴重な時間をさいていただき、ありがとうございました。
猪谷さんのお話をうかがって、建築の仕事は、すごく大変だということがよく分かりました。
朝は早いし、夜はおそいので、すごくつかれると思いました。
一つの家を建てるのにも、こんなに人数が必要だとは知りませんでした。
一戸建ての家でも、大変なのに、学校やマンションなんて、いやになるぐらい、大変なんじゃないかと思います。
お話を聞いて、これまでより、建築の仕事に興味をもてました。本当にありがとうございました。
敬具
T君
拝啓 先日はお忙しいところ、私たちの職業講話のために貴重な時間をさいていただきありがとうございました。
猪谷さんのお話をうかがって、改めて建築家の重要さを知りました。
今回の職業講話で、僕は大工になろうと思いました。
それはお父さんが大工さんということと、猪谷さんの話を聞き、将来のために役立つことをお聞きしたからです。
僕は小さい頃から大工になりたいと思っていました。
でもお父さんは体力の無い僕には向いていないと言われました。
でも僕は本当に大工になりたいので、がんばって体力をつけていきたいと思っています。
猪谷さんのお話で、すみつぼのことを聞かせてもらいました。
あのすみつぼはとても便利だと思いました。
もしまたお会いすることがありましたら、お声をかけていただきたいと思います。
末筆ながら、猪谷さんのご健康をお祈り申し上げます。
敬具
M君
ぼくは猪谷さんの話を聞いてしょうらい大工になろうと思いました。
なぜなら一つにお父さんのあとをつぐことです。
二つに猪谷さんみたいに優しい建築家になって、いろんな人を喜ばせてあげたいからです。
猪谷さんのお話はしょうらいのためになるお話だと思いました。
さしがねの向きによって寸法がちがうということを聞いて、今まで見たり、使ったりしていたのに知りませんでした。
毎日最低10時間も働いているということを聞いて、とても働らいていると思いました。とてもしんどいと思いました。
すみつぼの事はとてもおどろきました。あんなにかんたんに線が引けて、とてもべんりだと思いました。
あんな物は一度も見たことがありませんでした。とてもめずらしそうな物でした。
ぼくがもし大工になったら、一度でもいいから使ってみたいです。
山口先生が質問していた、集成材のお話は知りませんでした。
あそこまで考えて集成材を作るのは、すごいと思いました。
ぼくが質問した建築家になって良かったことのお話は、僕のお父さんも同じようなことを言っていました。
猪谷さんのお父さんが建築家で、猪谷さんも建築家なので、僕も同じようにお父さんが建築家なので、なりたいです。
とてもしんどい職業と聞いていたので、体力のない僕にはまだまだかもしれませんが、これから勉強をしていって大工さんになりたいです。
今回は僕たちのために仕事を休んでまで来て下さってありがとうございました。
敬具
M君
拝啓 先日はお忙しいところ、私たちの職業講話のために貴重な時間をさいていただき、ありがとうございました。
猪谷さんの話を聞いて、建築家は責任重大なことが分かりました。
地震があって自分が建てた家が壊れて他の人が建てた家が壊れなかったらその人になんて言っていいのか分からないですもんね。
次に1つの家を建てるのにもいろいろな人たちが動いてくれているんだと知りました。
次に墨壷について知りました。あんな道具があったなんて知りませんでした。
きかいがあったら使ってみたいです。ぼくは、将来猪谷さんのような建築家になりたいです。
敬具
M君
拝啓 先日はお忙しいところ、ぼくたちのために貴重な時間をさいていただきありがとうございました。
猪谷さんのお話をきいて建築のおもしろさやしんどさが大変よくわかりました。
今回の職業講話で、建築の仕事はふつうに設計の時にちゃんと間取りとか玄関の位置などを考えるなどして、
やっと建てるけど、建てる時にも地震などが起こったり、家やビルなどがこわれるのを防ぐためにいろんなことをしたり、
ガスの人や水道会社の人や電気屋の人たち、そのほかにもいろんな人たちが自分たちの仕事をやって、
やっと家が完成するまで、長い時間がかかるのがわかりました。
これからもお仕事をがんばって、お体を大切にしてください。
敬具
I君
拝啓 先日はお忙しいところ、私たちの職業講話のために貴重な時間をさいていただきありがとうございます。
ぼくは猪谷さんが1級建築士の資格をもっているとききましたけど、ぼくのおじさんは、2級建築の資格をもっています。
それでぼくは建築に興味を見ました。いろいろな道具をおしえてくれて、使い方までもおしえてくださいました。
人がよろこんでくれる家をつくっていきたいと、おもいました。
もっといろいろな勉強をして人がよろこぶものをつくれるようにがんばっていきたいです。
そして将来建築の道へすすみたいです。
いろいろとってもわかりやすく解説しながら話をしてくださった猪谷さん、ほんとうにありがとうございました。
敬具
I君
拝啓 先日はお忙しいところ、僕たちの職業講話のために貴重な時間をさいていただき、ありがとうございました。
猪谷さんのお話をうかがって、建築の仕事のすばらしさがとても伝わりました。
例えば、家を建てるには約50人もの人が携わっているということを聞いて、僕はすごくびっくりして、
とても心に残り、勉強にもなりました。ほかにもしならいことがたくさんあって、建築の仕事に興味を持ちました。
建築家の中でも僕は大工に昔からあこがれていて、実際にやってみれたらいいなあと思っていました。
しかし建築の仕事はそう簡単にできるものではないと思いしらされた話にもなりました。
今回の職業講話で、建築家のすばらしさや、たいへんさ、お客さんに対する思いなど、いろいろなことを教えていただきました。
今回の講話で学んだことを、今後の学校生活や将来にいかせるようにがんばります。
ほんとうにありがとうございました。
敬具
O君
拝啓、先日は忙しいところ、私たちの職業講話のために貴重な時間をさいていただき、まことにありがとうございました。
先生のお話をうかがって、とても責任が重く大変なお仕事であるということと、建築のみなさんは1日約10時間以上も働いていて、
お客さんの好みや趣味などに合わせて家を設計したり、金額をきめたりしながら家を建てていくことはとてもすごいことだと思います。
僕も、猪谷先生みたいになりたいと思います。
学んだことを今後の学校生活や将来に生かせるようにがんばります。
末筆ながら、先生のご健康をお祈り申し上げます。
敬具
O君
拝啓 先日はお忙しいところ、僕たちの職業講話のために貴重な時間をさいていただき、ありがとうございました。
先生の話をうかがって責任が重く、大変なお仕事であるということと、建築家の先生がたが、みんなの家を建てて丈夫にしないと家がくずれたり、
地震がおきてたおれたりしたら、だめだから本当に大変なお仕事だと分かりました。
今回の職業講話で、もし僕は、建築家になったらお金もあまりもらえないけど、みんなのために丈夫な家を建てて、
みんなが10年、20年たっても忘れない自然で健康な家を建てるおだやかな心をもちたいと思います。
ぼくは今せっかちなところがあるので、それではじっくりと家を作ることができないと思います。
だから、そのへんの性格をなおしていきたいと思います。
そのためにも毎日の学校生活をおちついてできるように勉強にもスポーツにもしんけんにじっくりととりくみたいです。
これが今の僕にできることだと思います。
学んだことを今後の学校生活や将来にいかせるようにがんばります。
末筆ながら、先生のご健康をお祈り申し上げます。
敬具
K君
拝啓 先日はお忙しいところ私たちの職業講話のために貴重な時間をさいていただきありがとうございました。
僕は猪谷さんの話を聞いて建築はすごくいそがしくてしんどい仕事ということを猪谷さんからうかがいました。
猪谷さんは木の家を建てる仕事をしていて家を建てる時に約50人で家を建てています。
なので僕は仕事は忙しく毎日約10時間ぐらい働いているので休みがあまりないんだなと思いました。
そのほかに千年も持たす家もあるときき僕はそんな家もあるんだなと思いました。
猪谷さんは仕事をしている時はできるだけ、けがや事故がないように気をつけていると聞きました。
だから僕も、もし建築士なるなら、けがや事故がないようにきをつけたいです。
敬具
T君
建築の話を聞いて僕はすごいなと思いました。
一つは仕事の働く時間です。僕は初めは建築は5時間ぐらいだと思っていました。
でも実際に話を聞くと約10時間ぐらいでそれより早いときもあればそれよりおそいときもあると言っていたので
もしも僕が建築(大工)になったらすごくしんどいなと思いました。
二つ目は猪谷さんが持ってきていたすみつぼです。僕はその名前も聞いたことがなかったしすみつぼを見たこともありませんでした。
なので初めはどうやってすみつぼを使うのだろうと思っていました。
すると板に何かをつけていました。何かと思って見ていたらあっという間に線がひけていました。
僕はそれが何でそんなに早く線をひけるのか考えてる時にさわってみたいなと思いました。
僕も何かのきかいがあればそのすみつぼで線をひくのを体験したいです。
今回の勉強で建築はいそがしい仕事なんだなと思いました。僕も建築(大工)になりたいです。
敬具
T君
拝啓 先日はお忙しいところ、私たちの職業講話のために貴重な時間をさいていただき、ありがとうございました。
先生のお話をうかがって、責任が重く、大変なお仕事であるということと、
建築の先生が、ほんとうに家を作ることが好きだということが分かりました。
また、お客さんに喜んでもらえる家を建てるためには色々なところに気をつけなければいけないことも分かりました。
今回の職業講話で、私たちは強い心の大切さと家を作ることの大変さを教えていただきました。
学んだことを今後将来に生かせるようにがんばります。
敬具
H君
拝啓 先日はお忙しいところ職業講話のために貴重な時間をさいていただき、ありがとうございました。
猪谷さんの話を聞き、建築というお仕事は、設計という仕事からスタートして、
なにかミスをしていないかと現場監督さんなどの人達と力を合わして、お客様の希望に答えた家を作るという、
とても責任が重く大変な仕事であるということを知りました。
特に責任感があり大変だと思い知らせれたのが宮大工さんのお話です。
宮大工さんは寺などを建てる大工さんで、千年も建っているような神社やお寺などを建てるからです。
猪谷さんはいつも現場のことをいつも考ええいて、大工の人たちからも尊敬されていると思います。
今回の職業講話で僕は家を建てる大変さと。責任感の大切さを知りました。
学んだことを今後の将来に生かせるようにがんばります。
末筆ながら、猪谷さんのご健康をお祈り申し上げます。
敬具
H君
拝啓 先日はお忙しいところ、ぼくたちの職業講話のために貴重な時間をさいていただきありがとうございました。
猪谷さんのお話をうかががって、責任が重く、命に関る大変なお仕事であるということを知りました。
建築のお仕事は最初は自分の思ったこと通りのことができず自分が長いこと建築のお仕事をするには我慢が必要と聞いて、
建築のお仕事をするときにはこのことを思い出せば最初は自分が思った通りにできないんだって思い我慢がしやすくなるので聞いて良かったです。
今回の職業講話でぼくは建築をするには我慢強さが必要ということと長いこと建築を続ける大変さを知りました。
学んだことを今後の自分の将来に生かせるようにがんばります。末筆ながら猪谷さんのご健康をお祈り申し上げます。
敬具
H君
拝啓 先日はお忙しいところ、私たちの職業講話のために貴重な時間をさいていただき、ありがとうございました。
先生のお話をうかがって建築という仕事は家や、お店、ビルなどをつくる他に、
寺や神社の修復工事もやっていたということを教えていただきました。
また、建築士になるには、色々な知識をたくわえておかなければならないし、
しかも建築士は経済を左右する仕事で1日 10時間も働くなんてけっこう重労働なんだということを教えてもらいました。
今後、この勉強を通じて色々な知識をたくわえていき、どんな職業でもつけるようにがんばりたいと思います。
ほんとうにありがとうございました。
敬具
Y君
おいそがしいところきてくださってありがとうございます。途中にねてしまってすいませんでした。
わざわざきてくださったのにぼくはねてしまいすいません。たいへんしつれいと思いました。
ほんとうにすいませんでした。ぼくは大工になるのが夢で、夢はなかなかいかないと思います。
でもばくは大工が夢です、ぼくは大工になるようにどりょくします、いろいろおしえてくださってありがとうございました。
敬具
O君
先日はお忙しいところ私たちの職業講話に来ていただきありがとうございました。
猪谷さんのお話を聞いて建築の仕事のくろうや楽しさ、むずかしい事などがわかりました。
そして建築の仕事に対する思いなども知りました。ぼくはこの職業講話のおかげで将来を決心しました。
ぼくは設計の仕事につきたいので理数の勉強をがんばっていきたいです。
初めは2級建築士のしかくをめざして、がんばっていきたいです。本当にありがとうございました。
敬具
H君
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