十一月に入り、秋が深まってきました。山が錦に染まるのも、もうすぐですね。野も山も桜色の春の華やかさとは、又おもむきの異なる大人の華やかさが、日本列島を南下していくことでしょう。
その桜の季節ごろに着工いたしましたT邸が、十月半ばに竣工いたしました。ことの他暑かったこの夏、大工さんを先頭にみんなで頑張りました。工事中囲ってあった、足場とシートを取った時の爽やかさ、晴れがましさ。外観のお披露目です。素晴らしい家が出来ました、みなさん、ご覧になって下さい。と声に出して言いたくなります。
注文建築は、初めてお客様にお会いしてから着工するまで、そして工事途中何度も打ち合わせをします。少しでも満足度の高い家を造りたい。その根底には、竣工した家で楽しく良い暮らしをしていただきたい、という思いがあるからです。
人とは不思議なもので、回を重ねて会えば、会うほど、相手の身になって考えることが出来ます。相手の幸せを願う気持ちになれます。小さな子供さんがいれば、健やかな成長を願うのは勿論のこと。仲良くなれば、可愛さも一層です。お施主さまの暮らしを考えながら、家造りを進めていくのは、注文建築業者だけに与えられた、幸せ感でしょう。それだけに、猪谷工務店の私たちは、建築の知識だけでなく、機会あるごとに社長をはじめ皆で、色々な勉強をしています。理系文系なにもかも、欲深く。
事務所の真ん中のトチの大テーブルを囲んで、ひとつの事柄から、次々と話題が広がっていきます。仕事のヒントにもなる楽しい時間です。こんな楽しい時間から生み出される知識や知恵だからこそ、家造りに良い反映になるのだと思いますし、猪谷工務店のスタッフ皆が、毎日和気あいあいと、仲良く仕事をしているから、お客様の幸せを考えることもできるのだと思います。
今、猪谷工務店は、全員楽しく仕事に燃えています。皆さまどうぞよろしくお願いいたします。 |
2008年
7月
4月
1月2月合併
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