改装から2年半。我が家自慢をいたします。 |
初夏の風が葉桜をさわさわと揺らし、日影が心地好い季節になってまいりました。
皆様お元気でお過ごしでございますか。
さて、我が家の大改装もあの大騒ぎから早2年半になります。慌しい日々の暮らしのなかでは気付くことも少ないのですが、この5月の連休にゆっくりと時間をすごし家の中を見回して見ましたら、改装した部屋が随分と落ち着いた感じになってきました。
リビングでは、胡桃の無垢板を貼った床は勿論ですが、なによりも桧の腰板が良い色になってきました。太陽は均一に窓から射してくるのですから、みんな同等に良い色に変わってきているはずです。でも、ワックスをかけていない腰板の変化が、私は一番好きです。
もっと良い色合いになってね、もっと可愛がってあげるからと呼びかけています。
北側の部屋の床の桐板も、色濃くなり一枚一枚の木目が持つ良さが際立ってきまして、味わいが出てきました。端午の節句に飾った武者人形も、心なし凛々しく見えました。
真新しい時、それはそれで無垢の木の持つ美しさが、存分に発揮されています。お越しになったお客様が皆感嘆の声をあげられたのも、納得できる美しさでした。しかしたった2年半の間ですが、木は生きているということを実感させてもらえた変化です。
勿論、ゆっくりとした移りですから住み手も穏やかな気持ちになれるのでしょうね。
人も木も生きもの同士、無垢の木のスローライフに心落ち着き、幸せを感じるこの頃です。
いよいよ素足の季節到来です。大喜びで、無垢の木の床板の心地好い感触を楽しんでいます。梅雨になっても、べたつかないで気持ちが良いですよ。
6月号の現場雑感は、なんだか我が家自慢になってしまいました。狭い所ですが、よろしかったらお越しくださいませ。お待ちしております。
そろそろ梅雨も間近、皆様お身体大切になさってください。 |
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2008年
7月
4月
1月2月合併
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